卵巣腫瘍

卵巣腫瘍は良性、境界悪性、悪性の3種類に分かれ、大きくなると腹部膨満感や下腹痛を認めますが、それまでは無症状であることが多いです。確定診断は手術で採取した検体の病理組織学的検査によるものとなるため、今まで卵巣がんの早期発見の試みがなされてきましたがまだ確立されていません。

よって超音波検査で腫瘍を認めた場合、悪性が疑われなければ経過観察いたします。
(手術によらない経過観察の精度には限界があります。)

子宮内膜症性嚢胞の場合はピル、ジェノゲストなどのホルモン剤を用いて進行を抑えることがあります。

月経周期に伴う機能性嚢胞や、ミレーナ挿入後の卵巣腫大などは一時的な腫大で後日消失することが多いです。

腫瘍によっては破裂や茎捻転(卵巣嚢腫が捻ってしまうこと)で緊急手術が必要になったり、悪性化することもあるので注意が必要です。

検査
超音波検査(必要時MRI検査)、血液検査など
治療
ホルモン剤(子宮内膜症性嚢胞の場合)、手術

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